―Sky Clouder―


・用語集・

このページでは、「Sky Clouder」内に出てくる様々な用語を解説していきます。
ストーリーの展開に合わせて、順次追加していく予定。


『マテリアル』(Material)

正式名称、スカイ・マテリアル。雲内に形成される、長さ数センチ程度のエネルギー集積結晶体。
 様々な動力に対応の効く、非常に汎用性の高い有機エネルギーを内部に蓄えており、セルナスの社会に必須とされる。
事実、現在のセルナス全土において消費される全エネルギーのおよそ65パーセントが、この有機エネルギーでまかなわれている。
 その他、略称として『空晶』『空の宝石』と呼ばれる事もある。


<コメント>
まずは作品の『核』たる設定と言う事で、マテリアルから。
作品のコンセプトとしてまず考えたのが、空の中には『何があるのか』というイメージ。
それを少し押し進めて、空の中に『既に何かがある』世界を創り上げ、それが「Sky Clouder」の根幹を成しました。

固化していないマテリアルは、原子レベルにまで分かれてこの世界を大気の如く循環しています。
万物においてマテリアルの粒子の影響を受けていないものは無いと言っても良いでしょう。そういう意味で、セルナスという
世界の根幹は現実の世界と微妙な差異が見られます。
それがどういった形で表に出るかは、追々本編に出していく予定。



『セルナス』(Sernas)

カイト達の住む世界。
2つの巨大な大陸と、大小さまざまな群島によって構成されている。
世界全土に「キュエル(天使)」の信仰が根付かれており、一般的な公用語は世界の大半で共通している。
1日の周期は24時間。1年間は全地域で等しく、400日。

<コメント>
基本的な部分は地球と同じながら、細かいところが異なっている。それがこの世界です。
分かりやすい部分としては、『キュエル信仰』による世界言語の統一と、1年が400日という部分。

400日はそれぞれ4×100日という形で暦が振り分けられており、陸天季/海天季/空天季/交集季と
名前が付いています。地域によってこれが、春夏秋冬にあてはめられています。
ちなみにこの400日という日にちの関係上、作品キャラクター達の年齢は地球のそれと比べると少し余分に加算されていたり。
1年2年ほどの違いではありますが。



『ルーセス』(Reuces)

カイト達の住んでいる街。
ラティメリス国内で最初に建造された、海沿いの中規模市街。
かつての首都だったが、100年ほど前に人口と街の発展の関係で遷都。その座を明け渡す。
(現在の首都は、国の北にある大規模都市『ベストゥール』)
クラウダー人口の多さと歴史に名を残す建造物が街の名を有名にしている。
国の諸問題についての会議なども、この街の施設を使って行われる事が多い。


<コメント>
本編第1章の舞台となる街。
その古さが売りとなり、観光客を呼んでいることもあって、よく言えば「素朴」、悪く言えば「田舎」と呼べる街です。
とは言え、生活に不自由なところはこれと言ってなく、カイト達もその過ごしやすさからすっかり街に馴染んでます。

ちなみに街のイメージモデルは「西欧の、歴史ある街の折衷」。



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